初めてブログを書きます。

 昨日の新聞に、高齢者の定義が変わるかも知れないと書かれた記事がありましたね。

 今までは65歳以上ということでしたが、今後、75歳以上を高齢者とするというような意味のものでした。一挙に10歳も上げてしまうのですね。

 65歳から75歳といえば団塊の世代がそのまますっぽりと入ってしまいます。この世代はいつも、時代に都合よく利用されてしまっている様な気も致します。

 老人と思っていた方が、急に壮年期と定義されてしまい、戸惑ってしまう人も多いのではないでしょうか。

 それに年金の問題や、介護保険の問題が背後で大きく影響するのではないかと思うと、私自身はその後に続く世代ですが、老後の不安は尽きないです。

 今後は、出来るだけ、健康寿命を延ばすということが非常に重要になるのではないかと思います。

 健康でいるためには、特に「歩く」ということが大切です。私は看護師をしていますが、心の底から歩くということが重要であると思っています。

 先日、介護の必要なご高齢者の支援をする機会がありました。その時に、人間は使っていない機能から衰えていくのだということを確信しました。

 それは、歩くことだけではなく、話しをしたり、手を使ったり、笑ったりする機能についても同じです。もし、それらの能力を失いたくないと思われるのなら、意識して使うようにしましょう。

 使わないでいるということは、幼児期から一生懸命に向上させてきたた身体能力を、ここにきてみすみす捨てているようなものだと思った方がいいかも知れません。

 人間は、生涯、努力が必要なのですね。がんばりましょう (^^)v